カラフル・プレーパーク

(これまでHPやコラムに書きためたもののご紹介です)
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2004年の夏、NPO日本冒険遊び場づくり協会の矢郷恵子さんから、代々木公園駅近くの「はるのおがわプレーパーク」というところで、親子で遊ぶイベントのしつらえをしてくれないか、とのお声がかかりました。
最近のお母さんたちは「なかなか子どもを連れて外で遊ぶ気になれない」という人が多いらしく、外遊び離れが著しいとのこと。日本の公園があまり魅力的でないからでしょうか。ついつい、家の中や、ショッピングセンターの中の遊び場など、室内の遊びですませてしまうことが多いようです。でも、水や土や植物で遊ぶことは子どもの発育にとても大事なこと。矢郷さんたちは、外で遊ぶ楽しさをもっといろんなお母さんに感じてもらうための活動をいろいろ行われていて、今回は乳幼児づれの親子を対象としたイベントを開きました。
この「はるのおがわプレーパーク」は、渋谷区の土木課の管轄の街区公園です。その運営を、日本冒険遊び場協会というところが委託されて行っています。敷地内にはコンテナのような小さな事務所が一つあり、プレーリーダーという専門の養成を受けたお兄さんお姉さんが常駐しています。工具で工作したり、ツリーハウスを作ったり、たき火をしたり、落ち葉のプールを作ったり、思いっきり楽しめる公園です。
ただ、廃材など地味な色を使ったものが多く、ちょっと特別な雰囲気でなかなかイチゲンさんには足をふみいれにくいのが残念なところ。そこで、オランダでいろいろ見てきたようなカラフルでチャーミングなデザインで、公園を楽しく見せて欲しいとのお話でした。
予算がとても少なかったため、直前まで近所のリビングデザインセンターOZONEでやった展覧会の遊具や材料を再利用し、学生さんのボランティアを集めて、いろいろな遊び道具を公園にしかけました。
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嬉しかったのは、主催の冒険遊び場協会の方々をはじめ、渋谷区の区長さんや教育委員会の方など、「色を明るくすると、こんなに雰囲気がよくなるんですね! 目ウロコでした..!」とたくさんのお声をいただけたこと。
こうやってデザインの工夫を少しすると、「かわいいな」「楽しそうだな」と思ってもらえるようで、これまで入ったことのない人も多く参加してくれたみたいです。
東京に暮らしていると、みんなの場所なのになかなか上手に使われていないところがたくさんあるな、と感じます。こういう場所が少しずつカラフルに、チャーミングな装いになって、みんなの暮らしが豊かになるお手伝いを、これからもできたらいいなと思いました。
2004年9月24・25日
『ちっちゃい子のためのぽかぽかぷれーぱーく&子育てミニミニめっせ』
会場:渋谷はるのおがわプレーパーク
主催:日本冒険遊び場づくり協会
後援:独立行政法人 福祉医療機構
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